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BIOSは「Basic Input/Output System」の略で、マザーボードに組み込まれるファームウェアの一種です。オペレーティングシステムとコンピュータのハードウェア間に入り、両者のシームレスな通信をサポートする役割があります。MSIのClick BIOS 5は、世界中の多くのユーザーが誰でも簡単にBIOSチューニングやオーバークロックができるように、扱いやすさを重視し、開発されました。直感的なユーザーインターフェースデザインにより、パフォーマンスを最適化したり、オーバークロックチューニングなど自由にBIOS設定をすることができ、世界中のユーザーにシームレスなユーザーエクスペリエンスをお届けします。
ワンクリックオーバークロック
ドラッグアンドドロップで起動デバイスの順番を変更します。
Advanced Modeでは、BIOSにアクセスしてハードウェア設定やその他のシステムパラメータを詳細に設定することができます。例えば、BIOSを使用して特定の機能や周辺機器を有効または無効にしたり、ストレージデバイスの起動順を変更したり、世界記録に挑戦するためにシステムパフォーマンス設定を微調整したりすることができます!
電源ボタンを押し、PCを起動する
起動後、画面にロゴ*が表示される段階で“Delete”キーを押します。
*モデルによって表示されるロゴが異なります。
BIOSメニューが表示されると成功です。
- 知りたい項目を選び、スクロールすると、ガイダンスが表示されます。-
Search & Favorites機能により、設定を変更したい項目を検索することができます。また、設定をお気に入りとしてマークしておけば、次回からすぐにアクセスできます。
Boot Priorityは、BIOSが最初に起動を試みるデバイスを指定することができます。例えば、ユーザーがUSBやCDドライブから新しいオペレーティングシステムをインストールする必要がある場合、ユーザーは簡単にデバイスの起動順番を変更することができます。
M-Flashモードにより、簡単にBIOSを書き換えすることが可能です。
OC Profile機能により、ユーザーは特定の設定をプリセットとして保存し、後から簡単にアクセスして設定を適用することができます。これは、BIOS設定を頻繁に変更し、異なる設定を素早く切り替えたいユーザーにとって便利な機能です。
Secure Boot機能は、ブートプロセス中のマルウェア攻撃からシステムを保護するセキュリティ機能です。ブートプロセス中に信頼できるデジタル署名されたソフトウェアのみがロードされるようにし、未承認のソフトウェアや悪意のあるソフトウェアがシステム上で実行されるのを防ぎます。
TPM(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)2.0は、コンシューマー・ソフトウェアの機能以上にセキュリティを強化し、PCを正常に動作させるためにも使用されます。TPM 2.0は、Windows 11の要件の1つです。BIOSの「Security Device Support」で「PTT」または「AMD CPU fTPM」を有効にするだけで有効になります。
VMD(Volume Management Device)は、NVMe ベースのストレージ・デバイスを構成・管理するための機能です。VMD機能の主な利点の1つは、RAID構成によって複数のNVMeデバイスを並列に使用できるようにすることで、ストレージ性能を向上できることです。(AMDプラットフォームでは、SATAモードのRAIDモードを有効にしてください。)
Re-Size BAR (Resizable BAR) は、CPUがGPUフレームバッファ全体に一度にアクセスし、パフォーマンスを向上させることを可能にする高度なPCI Express機能です。
The Intel Virtualization 機能は、仮想マシンを実行する際のパフォーマンスとセキュリティを向上させるように設計されています。ハードウェアベースの仮想化を有効にすることで、CPUは複数の仮想マシンのワークロードをより効率的に管理し、各仮想マシンを他の仮想マシンから分離することでセキュリティを向上させることができます。(AMDプラットフォームのSVMモード)
Game Boostは、対応CPUをワンクリックでオーバークロックし、性能を向上させることでゲーム中のフレームレートを向上させることができます。
XMP(Extreme Memory Profiles)は、MSI OC LABによって対応メモリをテストし、認証されている機能です。これにより、ユーザーは簡単に設定を有効にし、高速なメモリ周波数と安定性を得ることができます。さらに、異なるプラットフォームやメモリによって、A-XMP/EXPO/iEXPOプロファイルがあります。(オーバークロック周波数は使用するメモリによって異なります。)
Memory Try It!はMSI独自機能で、メモリチップを自動的に検出し、メモリ周波数とCASレイテンシの異なる複数のOCプロファイルを提供します。使用の際には、設定を有効化後、必ず、安定性のテストを行うことを推奨します。
High-Efficiency Modeはメモリレイテンシを下げ、帯域幅を改善、最適化されたメモリタイミングプリセットを提供します。使用するメモリモジュールに合わせて、Tightest、Tighter、Balance、Relaxの4つのレベルで最高のパフォーマンスを微調整することができます。(AMDプラットフォーム対応)
Hardware Monitorはシステムのハードウェアコンポーネントの温度、電圧、ファン速度をリアルタイムでモニターでき、ファンヘッダーの設定を編集できる機能です。スマートファンモードでは、システムのパフォーマンスを最適化するために、ファンカーブを4つのポイントで設定できます。
CPU Cooler Tuning どのCPUクーラーを使用しているかに基づいて、MSIの推奨する電力制限設定を提供します。この機能は簡単に使用できるように設計されており、初回起動時、またはCMOSクリア後に、CPUクーラー毎の推奨プリセットが表示され、電力制限設定を選択することが可能です。(インテルプラットフォーム対応)
細かく電力制限設定をしたい場合は、 OC \ Overclocking \ Advanced CPU configuration内で、自由に設定が可能です。
Memory Forceは、インテルプラットフォームMEGシリーズマザーボード専用機能です。Memory Forceはチャートによって、メモリがどれだけオーバークロックされたかを表示します。また、BIOSでの設定が、どれだけメモリパフォーマンスに影響するかを確認できます。
PCIe Configuration では、PCIe(Peripheral Component Interconnect Express)バスに関連する様々な設定を行うことができます。PCIeバスは、グラフィックカード、ネットワークカード、ストレージデバイスなどのハードウェアデバイスを接続するために使用される高速シリアルコンピュータ拡張バスです。
Performance Switchは、AMD PBO(Precision Boost Overdrive)とMSI OC設定を組み合わせ、シングルコアとマルチコアの両方の状態において、より高いCPUパフォーマンスを提供します。最高のパフォーマンスを求めるユーザー向けの機能です。(一部AMDプラットフォームのみ対応)
PBO Thermal profilesは、PBO設定をCPUの最高温度(85℃、75℃、65℃)を基にして、変更します。設定を適用するとCPUはより低い電圧と温度で動作します。(一部AMDプラットフォームのみ対応)
Config TDPは、異なるTDP設定のプロファイルを選択することでCPU動作をTDP設定に合わせて最適化します。難しい設定をする必要がありません。(一部AMDプラットフォームのみ対応)
Enhanced Mode Boostは、Ryzen™ 7000X3Dシリーズプロセッサーのパフォーマンスを強化するための専用機能です。あらかじめ設定された3つのプロファイルにより、CPUパフォーマンスを向上させ、ゲームパフォーマンスだけでなく、クリエイターの使用にもメリットをもたらします。(一部AMDプラットフォームのみ対応)