[ノートパソコン] ノートパソコンが自動的にシャットダウン再起動する場合の対処方法
一般的に、コンピューターの自動的なシャットダウンを引き起こす原因はたくさんあります。ハードウェアの問題、ソフトウェアの不具合、高温、不安定なオペレーティングシステムなどはすべて、自動シャットダウンの引き金となる可能性があります。この問題が発生した場合は、以下のトラブルシューティング手順を参照してください。
CPUとGPUの温度の確認
MSI Centerを開きます[Hardware Monitoring（ハードウェア監視）]を開き、CPUとGPUの温度を確認します。
どちらかの温度が95℃を超える場合は、[Cooler Boost]機能を有効にしてファンの回転数を上げ、CPUとGPUを適切な動作温度に保つことを推奨します。
[Features（機能）]を選択します→[User Scenario（ユーザーシナリオ）]を選択します→[Extreme Performance（エクストリームパフォーマンス）]アイコンの右下にある小さな歯車アイコンをクリックします。
[Fan Speed（ファン回転数）]→[Cooler Boost（クーラーブースト）]を選択します→[Save（保存）]をクリックします。
[Advanced（詳細設定）]を選択すれば、個々のファン回転数のレベルをカスタマイズすることもできます。
注: ファン回転数を調整してもCPUとGPUの温度が効果的に下がらない場合は、以下を検討してください。
- 1. タスクマネージャーでのリソース使用状況の確認: タスクマネージャーを開き、CPU、GPU、その他のシステムリソースを異常に使用しているアプリケーションがないかどうかを確認します。異常な使用が見られる場合、それらのアプリを閉じてみて、温度が改善されるかどうかを確認してください。
- 2. コンピューターの通気口を通るエアフローの維持: 髪の毛やホコリでコンピューターの通気口がふさがれていると、冷却効率が妨げられる可能性がありますので、ふさがれていないことを確認します。
上記のトラブルシューティングの手順に従っても、CPUとGPUの温度が異常なままである場合、サーマルペーストや故障したファンの交換が必要である可能性があります。このような場合は、MSIのカスタマーサービスセンターにお問い合わせいただくことを推奨します。ただし、CPUとGPUの温度が正常範囲内にある場合は、引き続き以下のトラブルシューティング手順を参照してください。
外部デバイスと最近取り付けたハードウェアの確認
外付けハードドライブ、メモリーカード、光学ドライブなど、コンピューターに接続されている外付けデバイスが、自動シャットダウンや再起動を引き起こすことがあります。外部デバイスを1つずつ外し、そのたびにコンピューターを再起動してみてください。再起動後に問題が発生しなくなった場合は、取り外したデバイスのメーカーに問い合わせることを推奨します。
外付けデバイスを使用していない場合や、外付けデバイスを取り外しても問題が解決しない場合は、ハードドライブやメモリーモジュールなどの新しいハードウェアデバイスを最近取り付けたかどうかを確認してください。該当する場合は、新しく取り付けたハードウェアデバイスを取り外し、問題が解決するかどうかを確認してください。
BIOSの更新
[ノートパソコン] BIOSの更新方法を参照してBIOSを最新バージョンに更新し、問題が解決したかどうかを確認してください。
システムの復元
[ノートパソコン] F3リカバリーを使用して工場出荷時のデフォルトシステムを復元する方法のガイドを参照して、システムの復元を実行してください。システムを工場出荷時のデフォルト設定に戻した後、問題が解決したかどうかを確認してください。
手順に従っても問題が解決しない場合は、MSIのカスタマーサービスセンターにお問い合わせください。
