鬼武者 剣の道: RTX 5080、5070 およびその他の最適設定と GPU ベンチマーク
Graphics Cards
主なポイント
- 総合的なベスト: RTX 5070 12G — 1440p Ultra設定でネイティブ88.6 FPS、DLSSオンで234.3 FPS。
- 4Kベスト: RTX 5080 16G — Ultra設定でネイティブ74.2 FPS、DLSSオンで242.2 FPS。ネイティブ4KのスタートラインはRTX 5070 Ti 16Gで64.6 FPS。
- 1440pが最適な解像度 すべての5枚のカードが、レイトレーシングHighでUltraネイティブで少なくとも58.9 FPSに達し、RTX 5080では最大123.6 FPS。
- VRAM: 1080pと1440pでは8GBで十分。4K Ultra設定では、ゲームが9.9〜10.1 GB必要で、8GBカードでは最大7.8 GBまでとなるので、16GBモデルがより安全な選択。
- DLSSオンの数値は4倍のフレーム補間込み。 上昇率は+93%から+232%ですが、画面上の4フレームのうち3フレームは生成されたものです。 DLSSをオンにした場合、画面上では滑らかになりますが、ゲーム内ベンチマークのスコア自体は下がります。
- 本作ではDLSSで電力の節約は確認できず。 ほぼすべての組み合わせで電力消費はわずかに増加しました。RTX 5080では、1080p Mediumで36.4 Wの増加でした。
カプコンの 「鬼武者: Way of the Sword」は9月4日に発売されました。長い沈黙の後に発売された完全新作で、発売週にSteamの新作売上ランキング上位に入りました。
PCの必要スペックも近年のゲーム同様、OSにWindows 11、SSDへのインストール、16GBのメモリが必要で、Windows 10のマシンは非対応です。
今回は、RTX 5080、RTX 5070 Ti、RTX 5070、RTX 5060 Ti、RTX 5060 の5つのGeForce RTX 50シリーズグラフィックスカードを
1080p、1440p、4K の3つの解像度にDLSS 4.5 オン、オフの2つの設定プロファイルでそれぞれ 60 通りの組み合わせでベンチマークしました。

4K、Ultra設定、レイトレーシング高、ネイティブレンダリングの「鬼武者: Way of the Sword」 をMSI GeForce RTX 5080 16G でテスト。
この画像のオーバーレイでは71 FPS、295.2 W、65°Cを表示しており、実測した平均は74.2 FPSでした。
「鬼武者:Way of the Sword」テスト環境: Ultra設定とMedium設定、DLSS Qualityモード、4xフレーム補間
ハードウェア構成
5つのグラフィックスカード以外は同じ構成のため、GPUの違いが結果に反映されます。
- マザーボード: MSI MPG X870E CARBON WIFI
- CPU: AMD Ryzen 7 9800X3D
- CPU クーラー: MSI MEG CORELIQUID S360
- メモリ: TOUGHRAM XG RGB D5 DDR5 6600MT/s 32GB (16GB × 2)
- ストレージ: MSI SPATIUM M570 PRO PCIe 5.0 NVMe M.2 FROZR
- 電源ユニット: MSI MEG Ai1300P PCIE5
- グラフィックスカード: MSI GeForce RTX 5080 16G, RTX 5070 Ti 16G, RTX 5070 12G, RTX 5060 Ti 16G, RTX 5060 8G
- GPUドライバ: NVIDIA 610.88
ゲーム内設定
画質重視とフレームレート重視の2つの設定プロファイルを用意し、各解像度でアップスケーリングオフとDLSS 4.5オンのそれぞれ2回実行しました。
ゲームには4つのグラフィック設定(Ultra、High、Medium、Low)があり、今回はUltraとMediumを採用しています。
DLSSは Qualityモード、これはディティールを損なわずに、パフォーマンスを向上させつつ、 動きをより滑らかにするため、4xフレーム補間を有効にしています。
今回の測定で使用された2つの設定プロファイル
プロファイル
画質レベル
アップスケーリングモード
DLSS SRプリセット
フレーム補間
レイトレーシング
Qualityプロファイル
Ultra
NVIDIA DLSS 310.5.2 — Quality
DLSS 4.5 プリセット M
4x
高
パフォーマンスプロファイル
Medium
NVIDIA DLSS 310.5.2 — 品質
DLSS 4.5 プリセット M
4x
高

画像は本記事のQualityプロファイルのゲーム内設定です。アップスケーリングの項目を変更すると、グラフィックプリセットはカスタムと表示されます。
そのそれ以外の設定は、Ultra設定の値のままです。
ここでDLSSを有効にした場合の、2つの事柄について説明します。
Super Resolusionはゲームを低い内部解像度でレンダリングし、その後モニターの解像度にアップスケールします。これによりレンダリング性能を向上させます。
一方、フレーム補間(ゲーム内のメニュー表記)は、4xではレンダリングされた1フレームごとに3つの追加フレームを生成しますが、これらはレンダリングパイプラインを通過しません。
NVIDIAはDLSS 4.5マルチフレーム生成をこのように説明しています。「DLSS 4.5は、ネイティブにレンダリングされた1フレームごとに最大5つの追加フレームを生成でき、最大6倍の倍率を実現します。
(NVIDIA DLSS 4.5技術概要、2026年)。今回は4xモードを使用しています。
したがって、DLSSオフとDLSSオンの数値は単純に比較できるものではありません。
オフの場合に読み取れるのは、カード本来のレンダリング能力であり、オンの場合に読み取れるのは、画面上に映ったリフレッシュレートで、その3/4は生成されたものです。
どちらの数値も有意なものですが、一方はレンダリングスループットであり、もう一方は表示リフレッシュレートです。そのため、それらを等しく扱うと間違った答えになってしまいます。
レイトレーシングはすべての計測でHighに固定しています。
すべての5枚のグラフィックスカードでこの設定は変更していないので、この記事のすべての数値に同じ基準が適用されます。
強制的に適用するゲームとは異なり、「鬼武者: Way of the Sword」のレイトレーシングは、高、中、低、オフで変更可能で、下げるとパフォーマンスが回復します。
しかし今回の測定では「高」のまま測定しており、それ以外の推定値は記載していません。
ゲームはAMD FSR 3.1もサポートしていますが、今回はDLSSのみをテストしました。1% Lowゲーム内ベンチマークの結果で計測できました。
入力遅延については測定しておらず、フレーム補間がゲームプレイにどの影響するかについての結論は出していません。
「鬼武者: Way of the Sword」1080pのGPUベンチマーク:RTX 50シリーズのどのカードでも高いリフレッシュレートで動作
1080p Ultra設定
1920×1080、ウルトラ設定、レイトレーシング高での平均FPSとVRAM割り当て
グラフィックスカード
DLSSオフ
(平均FPS)
(平均FPS)
DLSSオン
(平均FPS)
(平均FPS)
DLSSオフ
VRAM (GB)
VRAM (GB)
DLSS オン
VRAM (GB)
VRAM (GB)
RTX 5080 16G
158.7
373.0
8.4
9.1
RTX 5070 Ti 16G
143.9
331.2
8.5
9.1
RTX 5070 12G
120.8
274.2
8.4
9.0
RTX 5060 Ti 16G
92.5
205.4
8.3
9.0
RTX 5060 8G
83.6
179.4
7.7
7.8
1080pでは、RTX 5060で83.6 FPS、RTX 5080で158.7 FPSとすべてのRTX 50カードでアップスケーリング設定を変更する前に高速に動作します。
これはレイトレーシング高での数値です。 DLSS Qualityモードと4xフレーム補間をオンに切り替えると、5つのグラフィックスカードすべてが179.4から373.0 FPSで動作し、
ラインナップのどのカードも144 Hzや165 Hzパネルの性能を発揮できます。 またこの解像度では、VRAMの影響は少ないようで、Ultra設定は9.1 GBでピークに達します。
1080p Medium設定
1920×1080、Medium設定、レイトレーシング高での平均FPSとVRAM割り当て
グラフィックスカード
DLSSオフ
(平均FPS)
(平均FPS)
DLSSオン
(平均FPS)
(平均FPS)
DLSSオフ
VRAM (GB)
VRAM (GB)
DLSS オン
VRAM (GB)
VRAM (GB)
RTX 5080 16G
189.7
408.4
7.5
8.2
RTX 5070 Ti 16G
174.2
365.3
7.5
8.2
RTX 5070 12G
149.5
303.4
7.4
8.1
RTX 5060 Ti 16G
116.6
227.7
7.4
8.1
RTX 5060 8G
106.0
204.5
7.1
7.5
Medium設定では、さらに19.5%から26.9%の性能向上が得られ、RTX 5080は189.7 FPS、エントリークラスのRTX 5060でも106.0 FPSを達成します。
DLSSをオンにすると、204.5から408.4 FPSまで向上し、VRAMの割り当ては7.1〜8.2 GBに減少し、8GBのカードでも余裕が出てきます。
解像度がボトルネックでなくなると、このゲームはエントリークラスのRTX 5060とフラッグシップのRTX 5080の間の距離が縮まります。
1080p Ultra設定では1.9倍、Medium設定では1.8倍の差です。1080pでこのゲームをスムーズに動作させるなら、フラッグシップモデル並の予算は必要ないでしょう。

1080p、Ultra設定、レイトレーシング高、アップスケーリングオフの結果。
エントリークラスのMSI GeForce RTX 5060 8Gは平均83.57 FPSを記録し、ゲーム内ベンチマーク評価ははExcellentでした。

1920×1080 Ultra設定、レイトレーシングHighの平均FPS。灰色のバーはネイティブレンダリング、緑のバーはDLSS Qualityモードと4xフレーム補間を追加。
すべてのカードはアップスケーリング前に83.6 FPSをクリアし、DLSSオンでは5つすべてを179.4~373.0 FPSを計測。
+115%~+135%の向上は、3つの解像度の中で最小で、DLSSの効果はネイティブの負荷が重いほど効果を発揮します。
「鬼武者: Way of the Sword」1440pのGPUベンチマーク: この解像度が総合的にオススメ
1440p Ultra設定
2560×1440 Ultra設定、レイトレーシング高での平均FPSとVRAM割り当て
グラフィックスカード
DLSSオフ
(平均FPS)
(平均FPS)
DLSSオン
(平均FPS)
(平均FPS)
DLSSオフ
VRAM (GB)
VRAM (GB)
DLSS オン
VRAM (GB)
VRAM (GB)
RTX 5080 16G
123.6
325.8
8.7
9.1
RTX 5070 Ti 16G
109.4
286.7
8.8
9.1
RTX 5070 12G
88.6
234.3
8.2
8.9
RTX 5060 Ti 16G
66.1
173.7
8.8
9.1
RTX 5060 8G
58.9
151.4
7.7
7.8
RTX 50シリーズでは、1440pは「鬼武者: Way of the Sword」のオススメ解像度です。
ネイティブ Ultra設定、レイトレーシング高では、RTX 5080は平均123.6 FPS、RTX 5070 Tiは109.4 FPS、RTX 5070は88.6 FPS、RTX 5060 Tiは66.1 FPS、さらにRTX 5060でも58.9 FPSを計測。
60FPSから1.1 FPS足りませんが、実際には問題なくプレイできます。DLSS Qualityモードと4xフレーム補間をオンにすると、5つすべてが150 FPSをクリアし、RTX 5060も151.4 FPSまで到達します。
Mediumプリセットでの1440p
2560×1440 Medium設定、レイトレーシング高での平均FPSとVRAM割り当て
グラフィックスカード
DLSSオフ
(平均FPS)
(平均FPS)
DLSSオン
(平均FPS)
(平均FPS)
DLSSオフ
VRAM (GB)
VRAM (GB)
DLSS オン
VRAM (GB)
VRAM (GB)
RTX 5080 16G
148.8
357.0
7.8
8.2
RTX 5070 Ti 16G
132.7
315.2
7.8
8.2
RTX 5070 12G
108.9
258.4
7.6
8.0
RTX 5060 Ti 16G
82.5
192.1
7.7
8.0
RTX 5060 8G
73.6
171.5
7.0
7.5
ネイティブ Medium設定では、Ultra設定で60FPS前後だった2枚のグラフィックスカードに余裕が生まれます。
RTX 5060 Tiは82.5 FPS、RTX 5060は73.6 FPSまで向上し、全体で20.3%~24.9%向上したことで 5枚のカードすべてが60 FPSを超えています。
DLSSをオンにすると、171.5~357.0 FPSまでさらに向上します。
VRAMは1440pでも両方のプロファイルで余裕があります。Ultra設定で最大9.1 GB、Medium設定で8.2 GB、8GBのRTX 5060は7.0〜7.8 GBの割り当てです。
1440pでもどのRTX 50カードも144 Hzや165 Hzモニターの性能を十分に活かすことができます。

1440p、Ultra設定、レイトレーシング高、アップスケーリングオフの結果。
MSI GeForce RTX 5070 12Gは平均88.56 FPS、1% Lowで61.28 FPSでした。これが1440p向けグラフィックスカードとしてオススメの理由です。

2560×1440 Ultra設定、レイトレーシング高での平均FPS。
灰色のバーはネイティブレンダリング、緑のバーはDLSS Qualityモードと4xフレーム補間オン。
ここで最も遅いカードであるRTX 5060 8Gでさえ、ネイティブで58.9 FPS、DLSSオンでは151.4 FPSの平均FPSを記録し、DLSSの伸びはラインナップ全体で+157%~+165%に収まっています。
「鬼武者: Way of the Sword」4KでのGPUベンチマーク:レイトレーシング高での最高画質
4K Ultra設定
3840×2160 Ultra設定、レイトレーシング高での平均FPSとVRAM割り当て
グラフィックスカード
DLSSオフ
(平均FPS)
(平均FPS)
DLSSオン
(平均FPS)
(平均FPS)
DLSSオフ
VRAM (GB)
VRAM (GB)
DLSS オン
VRAM (GB)
VRAM (GB)
RTX 5080 16G
74.2
242.2
9.2
10.1
RTX 5070 Ti 16G
64.6
209.8
9.1
10.1
RTX 5070 12G
50.0
166.0
8.9
9.9
RTX 5060 Ti 16G
36.6
121.2
8.9
10.1
RTX 5060 8G
35.0
84.8
7.8
7.8
4KのUltra設定、レイトレーシング高に設定した場合、5つのカードのうちRTX 5080で74.2 FPS 、RTX 5070 Tiで64.6 FPSと2つがアップスケーリングオフで60 FPSを超えています。
後者はギリギリの達成ですが、4Kに対応できる2つのグラフィックスカードの中ではより手に入りやすいものです。
RTX 5070 は 50.0 FPSとネイティブで 10 FPS 届かず、DLSSオンで 166.0 FPS に達します。
2つの RTX 5060 クラスのカードは、ネイティブで36.6 FPS と 35.0 FPSとなり、4K Ultra向けではありません。
DLSSの伸びも4Kで最大となり、メモリに余裕がある4枚のカードはすべて +225% から +232%に向上しました。
唯一の例外は RTX 5060 8G で +143%でした。VRAMの割り当ては DLSS がオフでもオンでも 7.8 GBから変わらず、他の 4 枚は 9.9~10.1 GB まで上昇します。
この原因は 、演算性能の不足よりも8GB のメモリ上限の方にあります。
4K Medium設定
3840×2160 Medium設定、レイトレーシング高での平均FPSとVRAM割り当て
グラフィックスカード
DLSSオフ
(平均FPS)
(平均FPS)
DLSSオン
(平均FPS)
(平均FPS)
DLSSオフ
VRAM (GB)
VRAM (GB)
DLSS オン
VRAM (GB)
VRAM (GB)
RTX 5080 16G
89.8
265.0
8.3
9.1
RTX 5070 Ti 16G
78.0
230.7
8.3
9.1
RTX 5070 12G
61.2
183.0
7.9
8.6
RTX 5060 Ti 16G
44.6
134.1
8.2
9.1
RTX 5060 8G
40.3
117.8
7.7
7.8
4Kでは、これまでの低解像度よりもMediumでの上昇率が少なくなります。5枚のカードすべてで向上率が15.2%~22.5%に収まります。
RTX 5060 Tiは36.6 FPSから44.6 FPSに、RTX 5060は35.0 FPSから40.3 FPSに向上しますが、どちらも60 FPS未満のままです。
4Kでは、設定を変更してもミドルクラスのグラフィックスカードでは力が足りません。
4Kから1440pに解像度を変更すれば、同じRTX 5060で35.0 FPSから58.9 FPSへ68.5%の向上し、グラフィック設定を下げた場合よりも3倍以上の向上率になります。
ただしMedium設定は、8GBモデルのメモリ負荷を軽減します。RTX 5060のDLSSオンの伸びはUltraの+143%から +193%になり、他のラインナップと同水準に並びます。

4K、Ultra設定、レイトレーシング高、DLSS Qualityモードオン、4xフレーム補間オンの結果。
MSI GeForce RTX 5080 16Gでは平均242.16 FPS。スコアは20,939ですが、同じネイティブで動作した場合のの25,856より低くなっています。

3840×2160 Ultra設定、レイトレーシング高の平均FPS。
RTX 5080の74.2 FPSとRTX 5070 Tiの64.6 FPSのみがアップスケーリングなしで60 FPSを超えます。
RTX 5060 8Gは、他の4つが向上率+225%以上の中、+143%でこれまでのパターンから外れた唯一のカードです。その原因は、フレーム補間がバッファを確保する前に8GBを使い切ってしまうためです。
1% Lowとフレームレートの安定性:4xフレーム補間は本当にに滑らかに感じるのか?
結論から言えば滑らかになります。しかしメモリが足りているカードに限ります。
ネイティブ動作の場合、5枚のカードすべてで1% Lowの値は平均FPSの約66%から70%のFPSを計測します。
DLSS Qualityモードを4xフレーム補間付きでオンにすると、上位4枚が平均FPSの81.6%から85.6%のFPSを計測します。生成フレームは平均を押し上げるだけでなく、フレーム時間も平坦化しています。
3840×2160 Ultra設定、レイトレーシング高での平均FPSと1% Low — ゲーム内ベンチマーク結果画面から読み取り
グラフィックスカード
DLSSオフ
平均
平均
DLSSオフ
1% Low
1% Low
DLSSオン
平均
平均
DLSSオン
1% Low÷平均
1% Low÷平均
RTX 5080 16G
74.22
49.67
242.16
84.0%
RTX 5070 Ti 16G
64.56
45.33
209.75
81.6%
RTX 5070 12G
49.97
34.64
166.02
85.6%
RTX 5060 Ti 16G
36.55
24.03
121.17
84.6%
RTX 5060 8G
34.96
18.30
84.80
63.8%
RTX 5060 8Gは両方の列で外れ値です。 ネイティブ 4K Ultra設定では、1% Lowは平均の52.3%に過ぎませんが、他の4つは65.7%から70.2%です。
DLSSをオンにすると63.8%まで上昇しますが、他のカードはすべて81%を超えます。これはVRAMのセクションで出した結論を裏付けるの第二の証拠です。制約は演算性能ではなく、容量にあります。
ゲーム内ベンチマークも生成フレームを性能に含めていません。 フレームレートとは別にスコアが算出されますが、DLSSをオンにするとそのスコアは低下します。
RTX 5080はネイティブ 4K Ultra設定でスコアは25,856です。DLSS Qualityモードと4xフレーム補間オンでは、平均フレームレートは3倍以上になりますが、スコアは20,939に落ち、19.0%低下します。
1080p Ultra設定ではさらに大きくなり、55,104から32,275に低下します。正式な計算式は公開されていませんが、傾向は明らかです。
アップスケールおよび生成された部分を引いています。つまりカプコン自身のスコアリングは、レンダリングされたフレームと生成されたフレームを正確に分けています。
計測後にゲームが表示する評価も同じことを示しています。4K Ultra設定でDLSSをオンにすると、RTX 5060 8GとRTX 5060 Ti 16Gの両方で設定の変更を推奨するよう表示されます。
それぞれの平均が84.80 FPSと121.17 FPSであるにもかかわらずです。RTX 5080は、同じ設定でGoodと表示されていますが、ネイティブではExcellentと表示されます。
そしてここで再び述べますが、入力遅延は計測していません。 1% Lowはフレームの安定性を示します。
ゲームが手からの入力に正しく反応するには、PC LatencyまたはReflex Analyzerが必要で、この記事ではそれについては何も語りません。
「鬼武者: Way of the Sword」の GPU消費電力と電力効率
ほとんどのDLSSテストとは異なり、このゲームではDLSSを有効にすると消費電力がわずかに上がります。
RTX 5080は1080p Medium設定で261.4 Wから297.8 Wに上昇し、36.4 W増加します。フレーム補間にはTensor Coreの追加処理が必要であり、アップスケーリングによるレンダリング負荷の低下は、生成負荷によって相殺されます。
3つのテストにおけるDLSSオフ/オン時のGPUの消費電力(ワット)
グラフィックスカード
4K Ultra
オフ/オン
オフ/オン
1440p Ultra
オフ/オン
オフ/オン
1080p Medium
オフ/オン
オフ/オン
RTX 5080 16G
330.8 / 331.8 W
307.9 / 311.1 W
261.4 / 297.8 W
RTX 5070 Ti 16G
287.8 / 285.8 W
268.1 / 274.0 W
231.1 / 261.9 W
RTX 5070 12G
230.9 / 233.6 W
215.6 / 228.2 W
196.8 / 214.5 W
RTX 5060 Ti 16G
160.0 / 167.5 W
152.7 / 159.1 W
138.4 / 155.1 W
RTX 5060 8G
146.7 / 152.2 W
137.7 / 144.8 W
127.8 / 138.8 W
4K Ultraでは、GPUがフルで動いているため、2つの数値はほぼ同じ数値になります。
負荷が軽くなるほど、フレーム補間によるオーバーヘッドが全体に占める割合が目立ちます。
電力効率で見ると、RTX 5060 Tiがネイティブ 1440p Ultra(66.1 FPS ÷ 152.7 W = 0.43 FPS/W)でRTX 5080の0.40 FPS/Wに対してリードしています。
ミドルクラスのグラフィックスカードは効率面で優位性がありますが、その代わりに性能の上限は上位モデルに届きません。
「鬼武者: Way of the Sword」は8GBのVRAMで十分ですか?
「鬼武者: Way of the Sword」 は、4K Ultra設定、アップスケーリングオフで約8.9〜9.2 GBのVRAMを割り当て、DLSSをオンにすると9.9〜10.1 GBに増加します。
これはほとんどのゲームとは逆の傾向です。
通常は、内部解像度を低くレンダリングすることでメモリを節約できますが、4xフレーム補間にはフレームを保持する追加バッファが必要であり、結果として割り当ては増加します。
1440pではピークは9.1 GB、1080pでも同じく9.1 GBです。
割り当ては必要性と同じではありません。
上記の表のVRAM数値は割り当てで、ゲームが予約するメモリの量であり、必ずしもそれが実際に必要とする量ではありません。
余裕のあるカードでは、割り当ては実際の需要を上回ります。すでに上限に達しているカードでは、もう割り当てる余裕がないため、その数値はゲームが求める量を下回ります。
RTX 5060 8Gが4Kで異なる動作をする理由
4K Ultraでは、RTX 5060 8Gは自身の上限で動作しています。
DLSSをオフにすると7,974 MBを割り当て、DLSSをオンにするとわずか58 MB増加した8,032 MBになります。
他のカードよりも必要量が少ないわけではなく、ドライバとデスクトップの分を割り当てた後の残りがそれだけしかないからです。
結果はDLSSの伸びに現れます。同じ4K Ultraで、他の4枚のカードは+226%、+225%、+232%、+232%と一貫した傾向を示しますが、RTX 5060はわずか +143%です。
フレーム補間にはフレームをバッファするための独自のメモリが必要であり、容量がすでに尽きている場合、そのコストはレンダリング予算から直接差し引かれます。
同クラスの比較が変数を切り分けます。ネイティブの4K Ultraでは、RTX 5060(35.0 FPS)とRTX 5060 Ti(36.6 FPS)はわずか4.4%しか離れていないため、レンダリング能力は近いです。
DLSSをオンにすると、その差が30.0%(84.8対121.2 FPS)に広がります。演算性能の差は4.4%で、メモリ容量での差は30.0%です。
1% Lowも同じ上限を示します。ネイティブの4K Ultraでは、RTX 5060の1% Lowは平均FPSの52.3%の数値ですが、他の4枚では65.7%から70.2%です。
DLSSをオンにすると63.8%に達しますが、残りのカードはすべて81%を超えます。メモリ上限に達したカードは単に遅いだけでなく、フレーム出力も不均一になります。
このボトルネックは4K Ultraでのみ発生します。 グラフィック設定をMediumに下げると、RTX 5060の伸び+193%に戻り、同じ水準に戻ります。
1440pと1080pでは問題はまったくありません。結論は、 8GBは1080pと1440pでは十分ですが、4K Ultraでは不十分です。.

MSI GeForce RTX 5060 8Gで4K Ultra設定、DLSSオンにした場合、平均84.80 FPSですが、1% Lowは54.08 FPSしかなく、評価は「設定変更推奨」となり8GBが上限です。
「鬼武者: Way of the Sword」に必要なグラフィックスカードは?
解像度別で見ていくと、 4KプレイヤーはRTX 5080またはRTX 5070 Tiの余裕が必要です。ネイティブ 4K Ultra設定で60 FPSをクリアする2枚のカードです。
1440pでは、RTX 5070 12Gがコストパフォーマンスで優れています。ネイティブ 1440p Ultra設定でも88.6 FPSと余裕があります。
もう一段下のRTX 5060 Ti 16Gも66.1 FPSで 60 FPSのラインを超え、その16GBは4Kの上限もクリアしています。
1080pではRTX 5060 8Gがベストです。ネイティブでも83.6 FPSと充分です。
「鬼武者: Way of the Sword」に最適なGPUは、MSI GeForce RTX 5070 12G
総合的にみると、この MSI GeForce RTX 5070 12Gがフォーマンス、機能、価格のバランスで最も優れています。
ネイティブ 1440p Ultra設定、レイトレーシング高で88.6 FPSを達成します。4Kクラスの予算を必要とせず、最適な解像数でも余裕のあるカードです。
DLSS Qualityモードと4xフレーム補間では234.3 FPSを達成。12GBのメモリは4K Ultra(9.9 GB割り当て)でも十分であり、8GBカードのような解像度の制限がありません。
- 4K — MSI GeForce RTX 5080 16G: ネイティブ 4K Ultra設定で74.2 FPS、今回のラインナップで唯一の4Kでも余裕のあるカードです。
- 予算重視の4K — MSI GeForce RTX 5070 Ti 16G: ネイティブでちょうど60を超えの64.6 FPSを実現し、ネイティブ4Kの実用的なスタートライン。
- 1440p — MSI GeForce RTX 5070 12G: ネイティブ 1440p Ultra設定で88.6 FPS、DLSSオンで234.3 FPSに到達。
- 1440pと1080pオールラウンダー — MSI GeForce RTX 5060 Ti 16G: 1440p Ultra設定で66.1 FPS、1080p Ultra設定で92.5 FPS、16GBのVRAMで4Kの上限もクリア。
- 1080p高リフレッシュ — MSI GeForce RTX 5060 8G: ネイティブ 1080p Ultra設定で83.6 FPS 。ただし4K Ultra設定には不向き。
設定でのアドバイスは、4KでRTX 5080 または 5070 Ti の場合、 Ultra設定、レイトレーシング高 — ネイティブで 60 FPS をクリアします。
RTX 5070 以下で 4K の場合、 DLSS Qualityモードをオンにする。1440p では、すべての RTX 50 カードでそのまま Ultra設定で問題ありません。
1080p では 5 つのグラフィックスカードすべてで余裕があります。8GBのRTX 5060 を使うなら、1080p または 1440p Medium設定で動作させましょう。
「鬼武者: Way of the Sword」パフォーマンス FAQ
「鬼武者: Way of the Sword」に最適な MSI グラフィックスカードはどれですか?
MSI GeForce RTX 5070 12G が総合的に最もバランスの良い選択です。
ネイティブ 1440p Ultra設定、レイトレーシング高で88.6 FPS、DLSS Qualityモードで234.3 FPS。
ネイティブ 4Kでは MSI GeForce RTX 5080 16G が74.2 FPSでリード、
MSI GeForce RTX 5070 Ti 16G は64.6 FPSで、手が届きやすいモデルです。
MSI GeForce RTX 5060 Ti 16Gは、 1440pと1080pを66.1 FPSと92.5 FPSでカバーし、
そして MSI GeForce RTX 5060 8Gは、1080pで83.6 FPSと高リフレッシュプレイが可能です。
これらの5つグラフィックスカードの数字はすべてネイティブ、レイトレーシング高の結果です。
RTX 5060は「鬼武者: Way of the Sword」を実行できますか?
はい、ただし解像度によります。MSI GeForce RTX 5060 8Gは、ネイティブ 1080pU ltra設定、レイトレーシング高で、83.6 FPS、DLSSをオンにすると平均179.4 FPSになります。
ネイティブ 1440p Ultra設定では58.9 FPSで動作します。60 FPSに1.1 FPS足りませんが、実際には問題なくプレイできます。
ネイティブ 4K Ultra設定ではで35.0 FPSに低下し、8GBのメモリ上限に達するため推奨しません。MSI GeForce RTX 5060 Ti 16Gはこのラインナップの中でメモリ上限を解消するスタートラインのカードです。
「鬼武者: Way of the Sword」は8GBのVRAMで十分ですか?
1080pと1440pでは、十分です。しかし4K Ultra設定では、足りません。
メモリ容量の多いカードは4K Ultra設定で9.9〜10.1 GBを割り当てますが、8GBのカードだと最大7.8 GBで上限になり、DLSSの伸びは+143%に低下します。
グラフィック設定をMediumにすると+193%まで戻り、問題はなくなります。今回テストした MSI GeForce RTX 5080 16G、RTX 5070 Ti 16G、RTX 5060 Ti 16Gの3つは16GBのため、どの解像度の計測でも上限に達しません。
RTX 5080のFPSは4Kではどのくらいですか?
MSI GeForce RTX 5080 16Gは、ネイティブ 4K Ultra設定、レイトレーシング高で、74.2 FPS、DLSS Qualityモードと4xフレーム補間では242.2 FPS、Medium設定でDLSSオンなら265.0 FPSとなります。
DLSSオンの数値には生成フレームが含まれていることに注意してください。
DLSS 4.5 でどのくらいのパフォーマンスが向上しますか?
テストした 5 枚の MSI GeForce RTX 50 カードで、+93% から +232%向上します。カード、解像度、設定に応じて変わりますが、4K で最も向上しました。
ただし、これらの数値には 4xフレーム補間が含まれています (画面上の 4 フレームのうち 3 フレームが生成されます) ので、レンダリング性能ではなくどのくらいスムーズかを表しています。
「鬼武者: Way of the Sword」の最適な設定は何ですか?
4KでMSI GeForce RTX 5080 16G または RTX 5070 Ti 16G を使用する場合は、ネイティブ Ultra設定、レイトレーシング高に設定します。この設定でも 60 FPS をクリアします。
RTX 5070 以下で 4K を使用する場合は、DLSS Qualityモードを有効にします。1440p では、今回のテストのすべての MSI GeForce RTX 50 カードが Ultra設定 で動作します。
1080p では 5 枚のカードすべてにさらに余裕があります。
スイートスポットはどの解像度ですか?
1440pです。テストした 5 枚の MSI GeForce RTX 50 カードすべてが、ネイティブ Ultra設定 レイトレーシング高で 58.9 FPS に達し、DLSS を有効にすると 150 FPS を超えます。
MSI GeForce RTX 5070 12G は、88.6 FPS となり、ネイティブ 1440pイチオシです。
「鬼武者: Way of the Sword」の PC システム要件は何ですか?
ゲームは最低OSにWindows 11、SSDインストール必須、メモリ16GBが設定されています。
カプコンの公式PCベンチマークツールは、1080p 最高設定で 60 FPSを維持するために、GeForce RTX 4060 Ti 16GBまたはRadeon RX 6750 XT 12GBを推奨しています(公式PCベンチマークツールノート、2026年)。
さらに、今回のテストはレイトレーシング高に設定したため、公式動作環境よりも厳しく、数値を直接比較すべきではありません。
今回テストしたMSI GeForce RTX 50シリーズの各カードは、カプコンの推奨クラスを上回っています。
テスト方法
この記事のすべての数値はMSIの独自ラボから得られています。
「鬼武者: Way of the Sword」に組み込まれたゲーム内ベンチマークを、単一の固定プラットフォームで実行し、
グラフィックスカードのみを交換して、5枚のカード×3つの解像度×2つのプリセット×DLSSのオンとオフの60の構成を記録しました。
平均FPS、1% Low、スコア、ボード電力、VRAM割り当ては、ゲーム自体の結果とPC情報パネルから読み取られました。レイトレーシングはすべての実行で高に設定されました。入力遅延は測定しておりません。
著者。 Evelyn Huangは、GeForce RTXグラフィックスカードとPCゲームパフォーマンスをカバーするMSIの技術コンテンツスペシャリストです。
開示。 このテストで使用されたグラフィックスカード、マザーボード、クーラー、ストレージ、電源はMSI製品です。テストデータは測定されたまま公開されており、結果は正規化または調整されていません。
最終更新日:2026年9月8日。