[ノートパソコン] バッテリー充電の問題（充電できない、充電が遅い、100%にならない）の対処方法

October 15,2024

アダプターの外観と接続状態の確認
充電器の出力の確認
[Connected to Power, Not Charging（電源に接続: 充電していません）]とシステムで表示される理由
特定のバッテリーレベルで充電が停止する場合のトラブルシューティング
バッテリーヘルスが低下し、最大容量が低下している場合のトラブルシューティング
その他のバッテリー異常のトラブルシューティング

アダプターの外観と接続状態の確認

まず、コンセント、電源コード、電源コネクターが正しく接続されていることを確認します。

電源コードに損傷がないかどうかを確認し、別の電源コンセントを使用してみて確認します。

充電器の出力の確認

画面やハブなどの外付けデバイスを使用してノートパソコンを充電するなど、純正でないアダプターを使用している場合は、充電器の最大充電出力（ワット、W）が、ノートパソコンの純正充電器と同等以上であることを確認します。この条件が満たされない場合、その充電器ではノートパソコンを充電できません。

[Connected to Power, Not Charging（電源に接続: 充電していません）]とシステムで表示される理由

一部のMSIノートパソコンには、バッテリー寿命を短くしてしまう頻繁な充電と放電を防ぐための「バッテリー保護テクノロジー」が備えられています。このメカニズムは、バッテリー充電時の正常な動作です。

通常、初期充電レベル（%）設定は90%～95%の範囲内です（実際の値はモデルによって異なる場合があります）。バッテリー残量が90%を超えている場合、システムはバッテリーを充電しません。

バッテリーの容量が90%を超えても充電が継続されるシナリオは以下の1つだけです。バッテリー容量が90%未満の時に、電源を接続して充電を開始します。次に、バッテリーが完全に充電される前（たとえば、9x%）に、電源コードを抜いて充電を中断します。この時点で電源コードを再接続すると、バッテリーは中断されたところから充電を再開し、フル充電（100%）に達するまで充電を行います。その後の充電は、バッテリー容量が90%を下回ると開始します。

特定のバッテリーレベルで充電が停止する場合のトラブルシューティング

MSIノートパソコンが60%または80%で充電を停止する場合は、[Battery Health Option（バッテリーヘルスオプション）]または[Battery Master（バッテリーマスター）]を確認してください。

MSIソフトウェアを開き、現在のバッテリー設定を確認します。バッテリーが[Balanced Mode（バランスモード）]または[Best for Battery Mode（バッテリーに最適なモード）]の場合は、[Best for Mobility Mode（モビリティに最適なモード）]に切り替えます。

Best for Mobility mode（モビリティに最適なモード:バッテリーは常に充電状態です。
Balanced Mode（バランスモード）:バッテリーが70%未満に低下すると充電を開始し、80%で停止します。
Best for Battery mode（バッテリーに最適なモード）:バッテリーが50%未満に低下すると充電を開始し、60%で停止します。
AI Charger Mode（AIチャージャーモード）:AIの計算に基づいて、システムが最適なバッテリーメンテナンスモードに自動で切り替わります。

MSI Drangon Center: