PCを組み立てる作業はPCユーザーにとって一つの大きな楽しみですが、ケーブル管理は複雑で面倒なものです。MSIが新たに発表したPROJECT ZEROシリーズは、このような問題を解消することを目的としています。PROJECT ZEROマザーボードは、ケーブルコネクタのほとんどをマザーボードの背面に移設し、ケーブルが背面に隠れるようにしました。これにより、PC外観の美しさが向上するだけでなく、ケーブル管理の難易度が下がり、組み立てが楽しくなります。PROJECT ZERO対応PCケースと共に使用することにより、内部パーツを美しく魅せることが可能です。

PROJECT ZEROシリーズマザーボードは、白銀のデザインで、アルミニウム製ヒートシンクを備え、クリーンで洗練された外観を表現しています。さらに、さまざまなチップセット・オプションからお選びいただけます： Z790 PROJECT ZEROは、14+1+1フェーズDRPS電源回路、Lightning Gen 5 PCIeスロット、4 x M.2スロット、Wi-Fi 7を搭載したATXマザーボードです。B760M PROJECT ZERO、12+1+1フェーズDRPS電源回路、Lightning Gen 5 PCIeスロット、2 x M.2スロット、Wi-Fi 6E搭載Micro-ATXマザーボード。B650M PROJECT ZEROは、ダイレクト10+2+1電源回路、Lightning Gen 4 PCIeスロット、2 x M.2スロット、Wi-Fi 6Eを搭載。

PROJECT ZEROの背面コネクタ設計は、すべてのコネクタを前面に配置する従来のマザーボードとは異なり、ほとんどのコネクタを背面に配置し、ケーブル管理と接続を容易にします。CPU、DRAM、SSDといった重要なパーツの取り付け箇所を前面に残し、使いやすさと美しさのバランスを実現しています。この設計は、ユーザーがPCを組み立てる際のハードルを下げ、シンプルで楽しい組立プロセスにすることを目的としています。背面コネクタ設計を採用した製品はMSIに限らず、複数のPCケースブランドが共同で追求する方向性を示しています。

背面コネクタマザーボードは、背面コネクタ対応PCケースを必要としますが、MSIはMicro-ATXマザーボードに対応するMAG PANO M100 PZシリーズを発表しました。270度の強化ガラス設計とARGBファンにより、複数の角度からクリーンな内部と綺麗なRGBライティングを見ることができ、ケーブル管理のためのスペースが確保されています。これらの機能により、ユーザーはオンリーワンなPCを構築することができます。

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