RGBライティング入門:必要なもの
ゲーミングPCにあなたの個性や好みを反映するには、おしゃれなRGBライティングが不可欠です。そんなものは必要とない、という人もいるかもしれませんが、たいていのユーザーにとってRGBは「サムズアップ」なはずです。しかし、RGBセッティングが素敵になるか安っぽくなるかは、紙一重です。いくつかの部品とLEDストリップを投入して点灯すればいいのではなく、繊細なポイントが重要になります。
ここでは、重要な戦闘基地を彩るコンポーネントとアクセサリについて説明します。さまざまなパーツが相乗的に機能するだけでなく、最高のセットアップを完成させましょう。
MSI Mystic Light Sync
まず初めに、システム内のすべてのライティングを制御し同期させることのできる柔軟性と機能性を持つソフトウェアユーティリティを用意しましょう。
MSIマザーボードのライティング変更から、PCに接続されているRGB LEDストリップの制御まで、MSI Mystic Light 3ならライティングに必要なあらゆる側面を細かく調整することができます。さらに、使いやすいインターフェイスにより、複雑な照明パターンも簡単に設定できます。

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Mystic Light 3はこちらからダウンロードできます
RGBヘッダーとARGBヘッダー
RGBコンポーネントを購入するすべての人は、必ずどこかでこの言葉に出会うはずです。この2つは機能的に異なるだけでなく、視覚的にもまったく別物と言っても過言ではありません。このことからも、この2つの違いを理解することが不可欠だということがわかるでしょう。RGBヘッダーおよびARGBヘッダーは、RGB LEDストリップやその他のRGBアクセサリをPCに接続するために使用するものです。
ただし、RGBヘッダー(通常12V 4ピンコネクタ)の場合、ストリップの色を制御する方法に限りがあります。たとえば、ストリップの異なる部分に複数の色を付けることができないため、限られた選択肢の中でしか好みの設定ができません。
そんな時、ARGBヘッダー(アドレサブルRGBヘッダー: 通常は5V 3ピンコネクタ)なら、IC(マイクロチップ)が装備されているため、より柔軟なライティングオプションから選ぶことができます。
1つのLEDストリップに複数の色、同じストリップ上に複数の変更パターン、またはARGBヘッダーに接続された他のストリップとの同期など、さまざまなライティング効果を楽しめます。
次のステップ:基本パーツを選ぼう!
アクセサリに移る前に、まず基本を押さえましょう。しっかりとした基盤がなければ、思い描くような素晴らしい姿でRGBコンポーネントやアクセサリを使用できません。マザーボードとPCケースは、あらゆるPCの根幹をなすものであり、もちろんRGBゲーミングPCにとっても同様です。
この組立プランでは、MPG Z390 GAMING PRO CARBONをベースにします。このマザーボードには、ゲームプレイ体験を向上するゲーマー専用の機能が備わっているだけでなく、追加のRGBアクセサリやコンポーネントを接続することも可能です。独自の内蔵照明効果に加え、このZ390マザーボードは3ピンJRAINBOWヘッダー(ARGBヘッダーと同様)と2x 4ピンRGBヘッダーを備えています。さらに、Corsair ARGBコントローラもサポートするため、MSI Mystic Light Syncを使用してすべてのCorsair RGBコンポーネントをコントロールできます。
*すべてのアドレサブルRGBデバイスは、MSI JRAINBOWヘッダーに接続する必要があります。接続しない場合は、RGBエフェクトのみで機能します。
最高のゲーミングPCを構築するなら、まず必要なのは魅力的なRGBケースです。またケースは、照明のコントロールに簡単にアクセスできるものである必要があります。MSI MPG GUNGNIR 100ケースは、このような利便性に留意してデザインされています。
フロントパネルのLEDコントロールボタンを使用すれば、スムーズにライティングを調節できます。内蔵のRGB LEDコントロールボタンにより、明るさを下げる、カラーパターンを変更するなどのシンプルな作業を難なく実行できます。プレインストール済みのARGBファンはすでに接続され、いつでもコマンドに従う準備ができています。
同梱のARGB HUBには、最大8本のARGB LEDストリップを接続することが可能です。このすばらしいライティング性能があれば、どんなに好みが変わっても確実にマシンをお好きなスタイルで彩ることができます。
RGB自作PCのためのコンポーネントとアクセサリー・トップ5!
以上で基本は押さえました。次は、PCをさらに充実させるためのパーツを見ていきましょう。
メモリモジュール: RAM
RGBメモリモジュールは、その多彩なライティング効果でゲーミングPCの外観をこれまでにないほど美しく彩り、RGBゲーミングPCのパーツとして欠かせない存在となっています。
MSIでは、少なくともデュアルチャネルでの設定をお勧めします。マシン全体の対称性が向上し、照明パターンの選択肢が広がります。
▼HYPERX PREDATOR DDR4 RGB
CPUクーラーとケースファン
ケースファンとCPUクーラーは、特にMSI MPG GUNGNIR 100など強化ガラス窓を用いたPCケースを使用している場合には、マシンで一番初めに目に入るパーツです。
つまり、これらのパーツのRGBパターンとエフェクトは非常に目につきやすくなります。最新RGB CPUクーラーの到来により、このパーツへのライティングはあらゆるRGBゲーミングPCに必須となりました。
RGBケースファンを選択する際は、より素敵なライティングを実現するために冷却機能に妥協することがないようご注意ください。このPC構成には、ARGBケースファンを追加することをお勧めします。ここで選択したケースに搭載されているARGBファンにちょうどいいプラスアルファとなるはずです。さらに、他のコンポーネントと相乗作用を発揮して素晴らしいライティング効果をもたらしてくれます。
▼COOLER MASTER MASTERLIQUID ML240R RGB
ATLAS MYSTIC ARGBビデオカードホルダーは、ビデオカードを保護すると同時に、ゲーミングPCに活力を与えてくれます。グラフィックカードホルダーにより、ビデオカードが長時間ケース内に取り付けられることで発生する「ビデオカードのたわみ」を防止することができます。また、そのARGBライティング機能により、マシンにアドレサブルRGB要素がもう1つ追加されることになります。
つまり、RGBゲーミングPCをおしゃれに見せるだけでなく、大事なコンポーネントを保護する役割も担っているのです。
RGB LEDストリップ
RGB LEDストリップは「闇から抜け出す」ために使用します。他のRGBコンポーネントやアクセサリではカバーできない場所に使用して、均一で完璧なライティングを実現します。
LEDストリップは、お好みの方法で自由に配置できます。落ち着いた雰囲気の環境照明には、ライトがケースから直接出ないように配置すると良いでしょう。さまざまな面に当たるように配置すると、間接的な全体照明になります。
強化ガラスからストリップが直接見えると見栄えが悪いので、見えないように配置しましょう。
RGB周辺機器
こちらから互換性のある製品をご覧ください 。以下は、RGBのゲーミングPCを自作するゲーマーに最もおすすめのRGB周辺機器です。
- ゲーミングヘッドセット: MSI IMMERSE GH70 – このクールなRGBヘッドセットは、MSI Mystic Light Syncを使用してコントロールが可能なだけでなく、ハイレゾ認証の素晴らしい音質を保証します。7.1ch のバーチャルサラウンドサウンド対応で、完璧なゲーミングおよびメディア体験を実現します。
- ゲーミングマウス: MSI CLUTCH GM50 – RGBに縁どられた、エルゴノミックデザインのこのゲーミングマウスは、ゲーミンググレードの高精度なPMW-3330光学センサーを搭載しています。ペースの速いゲームでの素早い動きに最適です。また、Clutch GM50は最大7,200dpiまでの解像度調整が可能で、高解像度ディスプレイでも簡単に操作できます。
- ゲーミングキーボード: MSI VIGOR GK80 – GK80は、ゲームに必要な迅速でスムーズなキータッチを実現し、Cherryスイッチ搭載のメカニカルキーボードによる抜群の信頼感を保証します。フルRGBにより、キーボードのライティング効果を充実させることができます。さらに、MSI Mystic Light SyncでコントロールされたゲーミングPCで使用すれば、完璧なRGB同期を楽しめます。

以上です!早速実践に移りましょう。
MSIがお勧めするRGB自作PCパーツ:
デザインやカラー/パターンのアイデアをお探しの場合は、シンプルに画像検索がおすすめです。さらにインスピレーションが必要なら、RGBライティングを使用したじさくPC愛好家のためにMSIが提供する
Get Hyped with Glowing Vibesページをご利用ください。画面左側のフィルターを使って簡単に検索しながら、デザインのアイデアやおすすめのコンポーネントなどを見つけることができます。
最後に、素敵な自作PCが完成したら、MSIのTwitterページでRGBゲーミングPCセットアップをシェアすることをお忘れなく。ハッシュタグ #MysticLight を使って、自慢のセッティングを公開しましょう。