X470 GAMING PRO CARBONは、プロ向けワークステーションPCの新たな基準を確立!

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Posted on December 10 2018


長い時間がかかりましたが、「赤」のAMDはZenマイクロアーキテクチャでついに主流へと戻ってきました。ついにAMDの改良版X470プラットフォームと第2世代Ryzenプロセッサが出荷され、PCを一から自作するには最高の時代がやってきました。
 

CPU: RYZEN 7 2700X、どのくらいワークステーションPCに使えるのか?

Ryzen 2000シリーズのプロセッサには多くの大きな改善点があります。新たに発表されたチップは、前世代のプロセッサと比較して、より高い周波数に対応し、メモリとの親和性を増し、より高い電源効率を実現しています。これら多くのメリットをもつRyzen 7 2700Xは、考えるまでもなくこのワークステーションの心臓部です。


Ryzen 7 2700Xは8コア、16スレッド構成で、16MBのL3コアを搭載し、プロセッサに過酷な処理にも対応します。このプロセッサのベースクロックは3.7GHzで、ターボブーストを使えば問題なく4.3GHzまで増強できます。Ryzen 7 2700Xは、さらにチップ性能のけ前回を越そうとする勇者のために、ロックを外したクロック増強にも対応します。

しかしながら、プロセッサの強みはそれが搭載されるマザーボードにも依存します。ですから、MSI X470 Gaming Pro Carbonは、このシステムにおけるプロセッサの親友といえます。ゲーミング専用マザーボードとして市場に出ていますが、X470 Gaming Pro Carbonは、ワークステーション自作分野の候補としても多くのメリットを持っています。
 

マザーボード: MSI X470 GAMING PRO CARBON

初心者の方でも安心です。このマザーボードは最大6GBのDDR4 3466MHzに対応しているため、プロ級ユーザでもX470プラットフォーム上でのメモリ性能を最大化するためにあれこれ考える必要はありません。

X470 Gaming Pro Carbonは、ストレージ関連でも多くのオプションを用意しています。8個のSATA IIIスロットと、2個の超高速M.2スロットの組み合わせが用意され、性能に影響を与えることなく非常に多くのストレージを使うことができます。

拡張用には、このマザーボードには、市場に出回っているどんな重量級のグラフィックスボードでも支えられるSteel Armor付きの2つのPCIe 3.0 x16スロットを装備しています。さらに、別途2つのPCIe 2.0 x1とPCIe 2.0 x16スロットを搭載し、どんなPCIアドオンカードでも完璧に追加できます。X470 Gaming Pro Carbonは、さらにUSB 3.1 Gen 2 Type-AとType-Cポートを搭載し、お持ちのUSBフラッシュデバイスの性能を最高に発揮させることができます。

もしケーブルよりワイヤレスの方がお好みでしたら、X470 Gaming Pro CarbonのAC版でしたらオンボードでWi-Fi 802.11acとBluetooth 4.2接続に対応しています。
 

その他の部品: ワークステーションPC向けのお勧め

▼ 1. CPUクーラー: Hydroシリーズ H115i PRO RGB 280mm水冷CPUクーラー

冷却目的では、CorsairのHydro H115i ProがRyzen 7 2700Xの温度を監視して安全な範囲に維持することができます。一体型の水冷ポンプは、さらに1対の高性能140mm Cosair ML140 PWMファンで冷却された280mmのラジエータで冷却液を循環させます。

Hydro H115i Proは、ただRyzen 7 2700Xの105W TDPを抑えるだけでなく、オーバークロッキングの冒険にも十分な温度制御の余地を提供します。さらにすばらしいことに、H115i ProのRGB光効果は、自作機のCPUの一角にさらに輝きを追加します。
 

2.メモリ:  Corsair Vengeance RGB 16GB (2 x 8GB) 3200 MHz

このワークステーションは、16GBのCorsair Vengeance RGB DDR4-3200メモリを搭載しており、高負荷なマルチタスキングやメモリ依存の高い処理に対応しています。このキットは1.35Vの16-18-18-36タイミングで動作しますが、X470 Gaming Pro CarbonのBIOSにあるA-XMPスイッチを操作することで簡単にスピードアップすることが可能です。

Corsair Vengeance RGBモジュールはMystic Light Syncに対応していますので、お持ちのマザーボードでシステムと同期した素敵な光効果のショーをお楽しみいただけます。
 

▼ 3.  グラフィックスカード: MSI Radeon RX 570 ARMOR MK2 8G OC

Ryzen 7 2700Xは確かにマルチコアの獣ですが、残念ながらグラフィックプロセッサとは統合されていません。そのため、別途グラフィックスカードを必要とします。ゲーミングはワークステーションの主目的ではありませんが、それでも仕事だけで遊びなしとは限らないですよね。

ワークステーションとしてまともに動作させるためにも、最低でもまともな1080pのゲーミング体験ができるくらいの性能は持っているべきです。MSI Radeon RX 570 Armor MK2 8G OCはこの要求仕様を完璧に満たします。

MSI Radeon RX 570 Armor MK2 8G OCはAMDのPolarisアーキテクチャを採用し、2048段階の階調を実現し、8GBのGDDR5メモリを搭載しています。思う存分ゲームの見栄えをよくしちゃいましょう。

さらに、このグラフィックスカードには2つのDisplayPort 1.4出力、2つのHDMI 2.0bポート、そして2つのLink DVI-Dポートを搭載し、最大4つのモニタへ同時出力してマルチタスク体験を最大化できるようになってています。

MSI Radeon RX 570 Armor MK2 8G OC には、MCIのZeroFrozr技術も搭載されています。普段は動作していませんが、グラフィックスカードの温度が60℃を越えた時のみ起動します。これにより、仕事も映画鑑賞もゲームプレイでさえも、さえわたったグラフィックスを余計な騒音無しに楽しむことができます。
 

4. SSD: Corsair Neutron NX500 400GB

Corsair Neutron NX500 400GBは、このワークステーションでメインの高速ストレージとして動作します。

このNVMe PCIeの可動部のないドライブは、最大3000MB/sのシーケンシャル読み込みと2400MB/sの書き込みおよび4KBのランダム読み込みを実現し、それぞれシーケンシャルで300,000IOPS、ランダムで270,000IOPSの書き込み速度を実現しています。

NX500 400GBは西部一の早撃ちではないかもしれませんが、この可動部のないドライブは特に厳しい仕事をこなすことに優れています。このドライブには頑丈なクーラーが装備され、重い負荷時にも高温による影響を防ぎます。
 

5. HDD: Seagate Barracuda 3TB

最近、可動部のないドライブが超高速を誇るようにはなっていますが、従来型のSATA IIIハードドライブは今でも大容量メディアとして好まれています。Seagate製の容量3TBの機械型ドライブは、システムの奥底でバックアップやその他の高速性を必要としない重要なファイルを格納しています。
 

6. 電源: Corsair HXシリーズHX750電源ユニット

システムの部品あてにきれいで信頼できる電力を提供する電源ユニットは常に重要です。この仕事はCorsairのHX750 750ワット電源が担っています。

このユニットは分割設計されていて、必要ないケーブルは省略することができます。HX750は、80プラスのプラチナ認定を受けていて、ソケットからの電力の92%を支配して、長年にわたり多忙な時期のお持ちのシステムを稼働させっぱなしにしなくてはならないときの費用を軽減します。

さらに、750Wユニットは将来のハードウェアアップグレードの時にも安心です。
 

▼ 7.筐体: Corsair Carbideシリーズ275R強化ガラスミッドタワーゲーミングケース - 白

ここまでご紹介してきたハードウェアは、Corsair Caarbide 275Rミッドタワーケースに組み込まれています。このケースは、外部を滑らかな白で飾り、どのような職場にもなじむ卓越したデザインを誇ります。

粋な強化ガラス製のサイドパネルにより、お持ちのワークステーションをご家族やご友人に見せることができます。

Carbide 275Rの内部に自作機を構築するという素晴らしい体験をしたのには多くの理由があります。このケースには、ハイエンドなハードウェアを導入するのに十分な空間があり、ケーブルをまとめるためのポイントも多く設定されており、戦略的に配置されたケーブル用のまとめ金具によりケーブル配置がすみやかに可能になっています。

Carbide 275Rには、さらに多くの冷却オプションがあり、最大360mmの大きさの6つの冷却ファンに対応したラジエータにも対応しています。

ご参考までに、ここまでのパーツのまとめ:
自作ワークステーションPC
CPU AMD Ryzen™ 7 2700X
CPUクーラー HydroシリーズH115i PRO RGB 280mm水冷CPUクーラー
マザーボード MSI X470 GAMING PRO CARBON
メモリ Corsair Vengeance RGB 16GB (2 x 8GB) 3200 MHz
SSD Corsair Neutron NX500 400GB
HDD Seagate Barracuda 3TB
グラフィックスカード MSI Radeon RX 570 ARMOR MK2 8G OC
電源ユニット HXシリーズHX750電源ユニット 750ワット80Plus Gold認定モジュラーPSU
ケース Carbideシリーズ275R強化ガラスミッドタワーゲーミングケース - 白 -

自作過程については、すべてを下記のタイムラプスビデオでご覧になれます。
https://www.youtube.com/embed/zgH9UUPxaZw
 

実績: いくつかのゲームで性能をテスト

このシステムの性能をいくつかのゲームで試してみたいという誘惑に勝てませんでした。結果は毎秒のフレーム数(FPS)で示しています。大きい数字の方が優れています。
 

PUBG

まずは、現時点で一番有名なバトルロワイヤル系ゲームであるPlayerUnknown's Battlegrounds (PUBG)で試してみました。残念ながらドン勝にはたどりつけませんでしたが、MSI Radeon RX 570 Armor MK2 8G OCは一貫してフレームレートをほとんどの場面で40FPSと80FPSの間で維持しました。ゲームはスムーズで特に不満もありませんでした。
 

Fortnite

次はPUBGの最大のライバルであるFortniteに挑戦。MSI Radeon RX 570 Armor MK2 8G OCは、すばらしい性能を発揮し、常に60FPS以上をたたき出しました。いくつか認識できないレベルのフレーム落ちはありましたが、最後までなめらかに楽しむことができました。
 

Overwatch

バトルロワイヤル系から一息ついて、高いフレームレートが入力の遅れを防ぐタイプの高速環境をテストすることにしました。Overwatchはこの目的に最適です。MSI Radeon RSX 570 Armor MK2 8G OCで、フレームレートはほぼ一貫して80FPSを越え、結果として快適でスムーズなゲーム体験が実現できました。
 

The Crew 2

少し目先を変えて、The Crew 2の通りを走り抜けることでMSI Radeon RX 570 Armor MK2 8G OCをテストすることにしました。残念ながらゲームの仕様で最大60FPSに制限されていましたが、グラフィックスカードはほぼ完全に60FPSの性能をたたき出しました。
 

Hope County in Far Cry 5

ゲーミングテストの最後に、Home County in Far Cry 5でいくつかの闘いをコンプリートしてみました。テスト中のゲームプレイは極めて滑らかで、フレームレートが50FPS以下に落ちることはほとんどありませんでした。
 
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