MSIマザーボードで新世代のRAIDパフォーマンスへ踏み出そう

WRITTEN BY Chris Peng

Posted on December 04 2017


お好きなゲームを楽しんでいるときやコンテンツを作成しているときなど、長いロード時間は体験や効率を本当に損なうものです。それを解決するために、RAIDは複数のハードディスクを並行して使って大きな容量と高い性能改善を実現しています。それでも、まだハードディスクのスピードに満足できませんか?本稿では、次世代のRAIDであるVROCをご紹介します。きっとお持ちのシステムをさらに高速化できることでしょう!

目次

1. “VROC” RAID

2. MSIVROCだけでなくAMD X399チップセット上のNVMeにも対応

3. MSIマザーボード上でのVROCRAIDXpert2の設定方法


1章:“VROC”RAID

"VROC"とは、「CPU上の仮想RAID(Virtual RAID on CPU)」の略語です。Intel VROCは、特にNVMeベースのソリッドステートドライブ(SSD)向けに設計された企業向けRAIDソリューションです。VROCの最大の利点は、NVMeベースSSDRAIDボリュームをRAIDホットバスアダプタ(HBA)を使うことなく直接CPU PCIeレーンに接続して管理することができることです。CPU PCIe 3.0 x16スロットは、最高128Gpsという伝送速度に対応し、これは32Gbpsという限界があるDMIバスを使ったDMIでの転送の4倍で、さらにはSTAT 3.0より22倍高速でもあります。結果として、Intel VROCNVMe SSDの持つすべての性能の可能性を解放し、従来のRAID設定にかかっていた手間を低減しました。このRAIDソリューションにより、データ保護がより安全になり、柔軟なドライブの組み合わせによる容量の拡大が可能になりました。

►Intel® VROCの主なメリット

HDD/SSDの伝送速度が最大128Gbps

 NVMe SSDの能力を最大限活用

 ハードウェア呼び出し回数の減少

 ブート可能なRAID

 突然の抜き差しに対応

 優れた費用対効果と単純な構造

 

 

 

Intel® VROCを使用するIntel® VMD

Intel® VMD”は、“Intel® Volume Management Device”の略語で、MSIVROC対応マザーボード上で動作するハードウェア機能のことです。

VROCは基本的にはプロ向けのワークステーションやサーバのプラットフォームをターゲットにしています。従来のRAIDと同様、VROCも異なるタイプのRAID (RAID 0/1/5/10)に対応しています。

いくつかのタイプでは、VROCを導入するのに特別なハードウェアキー (Intel® VMD)が必要になります。下の表は、どのRAID設定でどのハードウェアキーが必要になるかを示したものです。

Intel® Volume Management Device

MSIマザーボードとMSI M.2 Xpander-Zの組み合わせにより、最大5つまでM.2スロットが拡張して使用することができ、お持ちのVROC設定を最適化することができます。お持ちのM.2 SSDの性能を新たな高みへ高めましょう。

MSI X299 XPOWER GAMINGにはM.2 Xpander-Zがバンドルされています

 

2章:MSIVROCだけでなくAMD X399チップセット上のNVMeにも対応

MSIは、AMDのハイエンドプラットフォームであるX399ベースのマザーボード上で、さらに、RAIDXpert2と呼ばれる独自の新機能を使ってCPU NVMe SSD RAIDに対応しています。Intel VROCとAMD X399との大きな違いは、RAID 0に対応しているかどうかだけでなく、動作させるのにハードウェアキーを必要としないということがあります。必要なのはダウンロードして最新のX399 BIOSをフラッシュしてRAID構築を設定することだけです。それだけで、NVMe SSD RAIDの性能をゲーミングやコンテンツ制作での体験において驚くべきレベルまで解放することができます。すべてのMSI X399マザーボードには最低でも3つのM.2を装備しており、可能な限り最速のNVMeベースのSSDを設定できる環境を提供しています。

 ↑  MSI X399 GAMING PRO CARBON AC X399 SLI PLUSCPU NVMe RAIDRAIDXpert2に対応

 ↑  MSI X399 GAMING PRO CARBON AC は、お持ちのM.2デバイスを保護し、最高の放熱を実現することによりデータの詰まりを防止する3つのM.2 Shield v2を装備

 

第3章:MSIマザーボード上でのVROCとRAIDXpert2の設定方法

下記のビデオへのリンクで、Intel VROCとAMD RAIDXpert2をMSI独自のBIOS設定時にどのように設定するかをお見せします。

INTEL VROC: https://youtu.be/2rGRdiv3KYY

 モデル:X299 XPOWER GAMING AC

• CPU: I9-7980XE

 M.2: Intel 600P *5M.2 Xpander-Zの組み合わせ

詳しくはこちらを: http://bit.ly/2hKWxFb

 ↑  VROCでの5つのIntel 600P M.2  ↑  1つのIntel 600P M.2

 

AMD RAIDXpert2: https://youtu.be/5MClnWJ9mws

モデル:X399 GAMING PRO CARBON AC

• CPU: 1950X

• M.2: Samsung 960 EVO (MZ-V6E500)500GB *2

詳しくはこちらを: http://bit.ly/2zkx3rT

 ↑  RAIDXpert2使用時の2つのSamsung 960 EVO M.2  ↑  1つのSamsung 960 EVO M.2

*システム設定によりベンチマークの結果が異なることがあります。


結論

IntelX299チップセットとAMDX399プラットフォームのどちらがお好みであっても、もし最高のHDD/SSD性能をお望みなら、IntelAMD、そしてMSINVMeに完全対応することによりHDD/SSDの可能性を完全に解放することをお約束します。Intel VROCNVMeベースのSSDを直接CPU PCIeレーンに接続しRAIDホットバスアダプタ(HBA)を使わないことで、RAIDのボリュームを直接管理することができます。CPU PCIe 3.0 x16スロットで、データ伝送速度は最大128Gbpsに達し、これは32Gbpsという限界を持つDMIバスを使ったDMI4倍、かつSATA 3.022倍の速度です。

AMDのハイエンドプラットフォームであるX399ベースのマザーボードでは、やはりMSICPU NVMe SSD RAIDRAID Xpert2と呼ばれる独自のBIOS機能を導入することにより対応しています。Intel VROCAMD X399の大きな違いはRAID 0のサポートの有無と、AMD X399では動作にハードウェアキーが不要で最新のBIOSバージョンを用意するだけという点のみです。

 

もう迷うことはありません。お持ちのハードドライブを活用するまでの時間を無駄にせず、MSI X299X399マザーボードでNVMe RAIDを設定しましょう。

発売中のMSI X299およびX399ベースのマザーボードのモデルはこちらでご確認を。 https://jp.msi.com/Motherboards

 

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