4Kビデオ編集用コンピュータ組み立てガイド

WRITTEN BY Tina Wei

Posted on December 18 2017


4K高性能ビデオ編集コンピュータを組み立てる

自作マニアのみなさんは、きっと、自分のニーズに最適なコンピュータを組み立てるためにはお金を惜しまないことでしょう。最近までは、いちばん必要とされてきたのはゲーミング向けでした。そこへ、今や、より普及してきたビデオ編集向けが加わろうとしています。過去の記事ではゲーミング向けコンピュータについてさんざん語ってきました。そこで、今回は、ビデオ編集向けのコンピュータについて述べたいと思います!

 

科学技術の発達に伴い、ますますたくさんの人がユーチューバーや動画配信者になることが当たり前になってきました。ビデオ編集のニーズは、この新しい時代において必要になってきたのです。ハリウッドのヒット映画から結婚式で披露される記録ビデオに至るまで、あるいは、スマホで撮影されたくだらない行為のレポートですらさえも、さまざまなポストプロダクションやビデオ編集のプロセスが必要となります。例えば、ビデオの長さ、画質調整、数多くの特殊効果、色調の調整、あるいはフィルタリングなどです。ここに述べたすべてのニーズを満たすには、完璧にそれをこなすPCが必要です。これは「仕事人がもしいい仕事をしたければ最初に道具を研ぐべし」という言葉そのものです。

 

それでは、山のようにあるさまざまなコンピュータの仕様の中で、高性能なコンピュータを組み立てるために必要なのはどの項目なのでしょうか? ビデオ編集の作業は非常に莫大なコンピュータの性能を必要とします。そして、CPU、GPU、メモリ、そしてハードディスクは、コンピュータの性能に最も影響を与える4つの基本的なパーツとなります。そのため、スムーズなビデオ編集作業は、マザーボードが完全にこの4つのパーツに対応し、安定した状態で同時に動作させることができるかどうかにかかってきます。以下では、この4種類のパーツを考慮に入れつつ最適なマザーボードを選ぶ方法について述べたいと思います。

 

4K高性能ビデオ編集コンピュータを組み立てる際に考慮すべき4つのキーポイント

4K編集コンピュータ専用のマザーボードを選ぶときは、マザーボードの安定性や豊かな拡張性だけでなく、通常のゲーミング向けPCとは異なる一部の人たちからは見逃されがちなキーポイントを考慮する必要があります。以下でご説明しましょう。

 

キーポイント1:プロセッサのコアは最重要。編集とファイル変換作業のすべてはここにかかっている


4Kビデオ編集コンピュータのための買い出しの際、CPUは依然として最も重要なパーツの一つです。ほとんどのビデオ編集ソフトウェアは最近マルチコアコンピューティングに対応しているため、マルチコアプロセッサはビデオのデコード、プレビュー、そして複数ビデオを同期させて編集する際などに、作業効率を劇的に改善するので、一般的な4Kビデオ編集作業用のコンピュータには6コアかそれ以上のプロセッサを使うことをお勧めします。

 

Intelのプラットフォームでは、現時点の最新世代のプロセッサは最大18コアです。これだけあれば、究極の性能を要求するオーディオビジュアルマニアでも満足させられるでしょう。もちろん、「よい馬にはそれにあったよい鞍が必要だ」という言葉のとおり、これらのプロセッサを活かすために MSI X299 SLI PLUS の使用をお勧めします。このマザーボードは、豪華な電源設計を誇り、MSI独自の軍用クラスの素材とデジタル電源設計を装備しています。そのため、最新のIntel Xシリーズ18コアプロセッサにも対応することができます。複数のビデオを同期させながら変換するような環境であっても、このマザーボードなら依然として安定したシステムでビデオ編集ユーザの長時間の安定稼働へのニーズに応えるでしょう。

 

キーポイント2:メモリは重要な役割を果たす;特に複数のストリーミングビデオを同期させながら編集できるかはこれにかかっている

ビデオ編集に際しては、プロセッサに加えて、メモリも重要な役割を果たします。特に、複数のストリーミングビデオの編集やビデオのエクスポートなどは多くのメモリリソースを要求します。ビデオ編集中やファイルの保存中に「メモリ不足です」のようなメッセージを目にしたことがなかったかを思い出してみてください。これは、複数のストリームを編集するときに、プロセス、レンダリング、プレビューなどで多くのメモリ容量とメモリ速度が必要となるためです。通常、4Kビデオを扱うときには、16GBかそれ以上のメモリを通常のビデオ編集タスクに割り当てることを推奨しています。プロのフィルム編集者であれば、少なくとも32GB以上の容量が必要となることでしょう。

 

このことが実はマザーボードの設計と密接に関係があります。現在、普通のマザーボードはほとんどが2つか4つのメモリスロットでを持ち、最大84GBまでのメモリに対応しています。しかし、プロ級の4Kオーディオビデオマニアにとっては、これは十分な容量からは程遠いものです。そのため、ここで改めてX299 SLI PLUSをこの市場に対してお勧めします。このマザーボードは8つのメモリに対応し、最大128GBという超大容量に対応しています。そのため、複数のビデオストリーミングの編集も軽々と取り扱うことができます。

 

さらに、すべてのMSI X299/Z370マザーボードは、メモリ最適化に特化して設計されたDDR4 BOOST技術に対応しています。この最適化された回路設計と完全に独立した伝送領域を通じて、メモリとプロセッサの間での可能な限り純粋な信号を実現し、性能と安定性を新たなレベルまで両立させています。そのため、もう金輪際ビデオ編集の過程でのシステムクラッシュを心配することはありません。

 

キーポイント3:完全な高速ストレージインターフェースがあれば、効果的にファイル転送時間の低減が可能

4K録画機器が次第に普及してきたため、多くのオーディオビデオ関係者が4Kビデオのポストプロダクション編集作業に参入してきています。しかしながら、4K品質のビデオでは、単に保管のために大きな容量を必要とするだけでなく、編集プロセスにおいても多くの場合大規模なデータアクセスを必要とします。そのため、リアルタイム編集と特殊効果を同時に扱うためには、高速ストレージデバイスの必要性が他のアプリよりも高くなります。

 

オーディオビジュアル向けに設計されたすべてのMSISLI PLUSシリーズは、業界最新のAsMedia 3142コントロールチップを採用し、高速な伝送帯域に対応しています。そのため、単独のUSB 3.1 Gen 2デバイスでの伝送性能が素晴らしいだけでなく、同時に2つのUSB 3.1 Gen2でビデオを伝送する場合でさえ、依然として優れた伝送性能を実現し、速度の低下を全く感じることがないでしょう。

 

さらに、高速なビデオ読み込みスピードを実現するために、より多くのビデオ編集向けPCは従来の機械式HDDの代替としてM.2 SSDを採用してきています。Gen3x4帯域のおかげで、M.2インターフェースを持つSSDは最大32Gb/sの伝送速度を提供することができ、これは従来のハードディスの6GB/sを大きく上回ります。しかし、M.2の伝送速度が大きく向上するにつれて、その動作温度も高くなってきています。

 

これは、SSDの寿命に影響するだけでなく、M.2の伝送速度にも悪影響を与えます。そのため、マザーボードメーカーはM.2の冷却問題を解決しなくてはなりません。

X299 SLI PLUSマザーボードは、MSI独自のM.2 Shield冷却ソリューションを装備しています。一体化されたアルミ製のヒートシンクとシリコングリスにより、M.2 SSDの動作で発生する熱はヒートシンクで放熱され、過熱によるM.2 SSDの速度低下を防ぎ、電磁波干渉(EMI)を防止し、M.2 SSDへ安定した純粋な信号を伝送します。

 

2組のM.2に対応しているだけでなく、X299 SLI PLUSは通常は産業向けストレージデバイスにしかないU.2インターフェースも装備しています。もし高度な安定性と伝送性能が必要な時には、このインターフェースを装備したストレージ製品を購入することができます。M.2と次世代伝送インターフェースU.2の両方を装備したX299 SLI PLUSは、4KオーディオビジュアルPCのためにこそ設計されたマザーボードといえるでしょう。

 

キーポイント4:ハイエンドグラフィックスカードは不可欠;グラフィックスカード用スロットの拡張は特に重要

ビデオ編集をやったことがある人なら、ハードウェアの性能がパッとしない場合には、ビデオ再生が途切れ途切れになるだけでなく、ポストプロダクション効果を追加しようとすすると、レンダリングにものすごく時間がかかるということをご存知だと思います。そして、レンダリングの速度に一番影響するのはグラフィックスカードです。MSI X299 SLIマザーボードは、通常ゲーミング向けグラフィクスカードに対応しているだけでなく、CAD専用のグラフィックスカードであるNVIDIA QUADROにも完璧に対応しています。

 

さらに、プロのオーディオビデオ編集者のニーズに対応するために、X299 SLI plusはさらにQUADRO SLI技術に対応し、最高のレンダリングプロセス性能を提供します。

冷却によっても性能で改善が得られます。そのため、ハイエンドのビデオカードやグラフィックスカードには通常複数の冷却ファンと大きなヒートシンクが装備され、さらに総重量を重くしています。これは、PCI-Ex16スロットにとっては重い負担です。そのため、グラフィックスカードが重すぎてスロットが浮き上がってしまうなどといったことをよく耳にします。

 

これを防ぐために、MSIのマザーボードは少なくとも1基のPCI-E Steel Armorを装備しています。スロットの周囲を囲い込んで補強するだけでなく、製品の背面のはんだ付けポイントの数を増やすことによりスロットを強化しています。これにより、過重量のグラフィックスカードがPCI-Ex16スロットを破壊することを防ぐ、実に深く考えられた設計になっています。

 

プロのフィルム編集者向け -- プロ級ビデオ編集者向けマザーボードのお勧め


X299 SLI PLUSは、全体が黒い基板デザインを採用し、SLI技術に対応しています。さらに、極めて豊富であらゆる分野にわたる完全な仕様を持っています。上記でご紹介した4つのキーポイント以外にも、2つのIntel LANポートが高速のオンライン編集と高速共有を提供し、ビデオ編集に特に適した設計の製品となっています。

 

 

ユーチューバーや日常的な編集マニア向け -- 入門レベル4Kビデオ編集向けマザーボードのお勧め


現在市場で入手可能なマザーボードの中で、Z370 SLI PLUS は、性能対価格比が最高に近い製品のひとつです。全体が黒いデザインを採用し、分厚いヒートシンクを装備し、長時間の稼働下でも、システムの安定性を保ちます。さらに、非常に拡張性に優れ、2組のTurbo M.2Lightning USB 3.1 Gen2、さらに6組のSATA 3.0を装備して、主要なユーチューバーや日常的な編集マニアのニーズに応えます。

 

その他のお勧め製品


マザーボードとプロセッサ:X299 SLI PLUSIntel i9-7900X(10コア/20スレッドプロセッサ)Z370 SLI PLUSi7-8700K(6コア/12スレッドプロセッサ)

メモリ:HyperX PREDATOR 3000 MHz (32GB)

グラフィックスカード:GTX 1080 GAMING X 8G

•Solid-state drive (SSD): Intel SSD 600P (256Gブートドライブ)

•Hard drive (HDD): Seagate BarraCuda PRO 3.5” HDD 10 TB

水冷システム:Cooler Master MASTERLIQUID 240

ケース:Cooler Master H500P

電源: Cooler Master V750

 

4Kビデオ編集PC組立ビデオもご覧ください

 

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