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初心者のためのPC組み立て完全ガイド

組み立て開始

オリジナルPCを作る理由

自分のやりたいことにぴったり合うPCパーツを選択できます。
また、決められた(または無制限の)予算内で出来る最上級の構成が可能で、
いつでも簡単にPCをアップグレードできます。
つまり…

自分で組み立てるPCはとてもクールなのです!

PCコンポーネントのご紹介?

PCの組み立てにはレゴブロックで遊ぶような楽しさがあります。ただし、ブロックで怪獣を作るには各ブロックのことをよく知る必要がありますよね。PCを組み立てるにはさまざまなスタイルと方法がありますが、PCが機能するために不可欠なパーツというものがあります。ここでは基本パーツについて詳しく見ていきましょう。

CPU
CPU クーラー
マザーボード
メモリ
グラフィックスカード
ストレージ
電源
ケース
周辺機器

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自作PCの作り方
G初心者のための自作パソコン完全ガイド

PCの組み立て方法

10ステップのわかりやすい組み立てガイド

さっそく始めてみよう!このわかりやすいPC組み立てガイドがあれば、初心者でもすばらしいパソコンを自作できます。ドライバーを手に、やる気を持って始めましょう!

ステップ 0: 用意
Step 0: Preparation
始める前に用意するものがあります:
  • 磁石付きドライバーを用意します。
  • 結束バンド/マジックテープとハサミを用意します。
  • 清潔で非導電性の表面
  • 深呼吸をして取扱説明書を読んだら、準備は万全です。
注意:
マザーボード上のピンは傷つきやすいため、曲げないよう注意してください。
  • CPU ソケットのふたを持ち上げます。
  • CPU の窪みとソケットの窪みを合わせます。ソケット内に慎重に載せます。
  • CPU が適切に取り付けられていることを確認し、ふたを引き下ろして、CPUを固定します。
注意:
CPU ソケットのピン (または CPU ピン) は柔らかい素材である金でできているため、取り扱いには注意してください。ピンは非常に壊れやすく、ちょっとした衝撃で曲がってしまう恐れがあります。曲がってしまうと、正常に機能しません。
  • メモリバンクの端にある保持クリップを開きます。
  • マザーボード上のレイアウト図を見て、最初に挿入するメモリスロットを確認しておきます。
  • 「カチッ」という音がするまでモジュールを押し下げます。これで保持クリップが上に押し込まれてモジュールが固定されます。
ヒント:
マザーボードによって、最初に取り付けるメモリスロットの並びが異なる場合があります。 たとえば MSI のマザーボードの場合は、最初に Dimm1 スロットにメモリキットを挿入するようになっています。
  • M.2 スタンドオフの蝶ネジを外します。
  • ドライブを 45 度の角度でコネクタにそっと挿入します。
  • スタンドオフに向かって押し下げて、小さなネジで固定します。
ヒント:
一部の高性能マザーボードには M.2 用の特殊な冷却機能が備わっています。M.2 Shield Frozr などがこれに該当します。マザーボードの取扱説明書を参照して他の取り付け手順がないかを確認してください。
  • マザーボードの背面にバックプレートを取り付けます (お持ちの場合)。
  • CPUの表面にサーマルグリスを塗布します。
  • CPU ファンのケーブルをマザーボードの CPU ファンヘッダに接続します。
  • クーラーを真下に下げて CPU の上に取り付けます。反対側のネジを徐々に均等に締め付けて固定します。
注意:
1) サーマルグリスは適量を塗布してください。少なすぎたり多すぎると、接触不良を引き起こしたり、ソケット内にグリスが入り込む恐れがあります。
2) ネジは適切に締め付け、それぞれにかかるトルクが均等になるようにします。これは、CPU の破損や冷却性能の劣化を防ぐためです。
  • I/O パネルをケースの背面に取り付けます。
  • マザーボードを 45 度の角度でケースにそっと入れます。
  • マザーボードの取り付け穴をケースのスタンドオフに合わせます。
  • 付属のネジでマザーボードを固定します。
ヒント:
ネジは残さずすべて使います。しっかりと取り付けることでマザーボードが正しい場所に固定され、不安定な動きを防ぐことができます。
  • SATA ケーブルの一方の端をマザーボードの SATA ポートに接続し、もう一方の端をストレージデバイス (2.5’’ インチ / 3.5’’ インチ) に接続します。
注意:
破損を防ぐためにハードドライブをしっかりと取り付けます。
  • 後ろの PCIe ブラケットをケースから取り外します。
  • スロットの後ろにある小さなプラスチックのロックを押して PCIe スロットのロックを解除します。
  • 両手でカードを持ち、グラフィックスカードをケースに入れてマザーボードの PCIe スロットに取り付けます。
  • 必要なネジを使ってグラフィックスカードをケースの背面に固定します。
注意:
一部の高性能カードでは長さが300㎜を超える場合があります。あらかじめ確認して適切なケースを選んでください。
  • 電源 (PSU) をシャーシに取り付け、すべてのネジで固定します。
  • 24 ピンの電源コネクタをマザーボードのソケットに接続します
  • 8 ピンの CPU 電源コネクタをマザーボードに接続します。
  • 6+2 ピンのケーブルをグラフィックスカードに接続します (グラフィックスカードによって使用するケーブルが異なります。)
  • SATA 電源ケーブルをハードドライブに接続します
  • その他の 4 ピン電源ケーブル(ペリフェラル)をその他のデバイス (DVD/CD 光学ドライブなど) に接続します。
ヒント:
電源はワット数が適切なものを使うことが大切です。PC Part Picker や MSI Power Supply Calculator ツールなどのオンライン PC 組み立てシミュレータを使うことで、組み立てに対して必要な電力を推計することができます。将来的にシステムをアップグレードする予定がある場合は、少し余裕のある電源容量を持つ電源を購入します。
  • 電源スイッチ / リセットスイッチ / 電源インジケータライト / HDD LED ケーブルをマザーボードの JFP1 ピンヘッダに接続します。
  • フロント USB ケーブルをマザーボードの USB ピンヘッダに接続します
  • USB 3.0 / USB 2.0 ケーブルを USB 3.0 / USB 2.0 ピンヘッダに。
  • フロント USB Type-C ケーブルをフロント Type-C ピンヘッダに
  • オーディオケーブルをマザーボードの JAUD1 ピンヘッダに接続します。
ヒント:
CPC ケースを購入する前にマザーボードの USB ポートの最大数を確認します。購入するケースもマザーボードと同じ数の USB ポートに対応していることを確認します。
  • 8GB以上のUSBメモリを用意してください。(USB3.0規格のものが好ましい)
  • インターネットに接続したパソコンで「Windows 11 メディア作成ツール*」*”, を検索し、Windows 11のインストールメディア作成ツールをダウンロードして実行します。USBでのイメージ作成を選択すると、プログラムがドライブをフォーマットまたはワイプし、インストールメディアの作成が始まります。
  • マザーボード背面のUSBポートに先ほど作成したインストールUSBを差し込みます。このときに高速USB3ポート (赤) または通常のUSB3ポート (青) を選択します。コンピュータの電源を入れると通常、最初の起動時にBIOSがロードされるので保存して終了し、PCを再起動します。USBが読み込まれ、インストールを続行できます。
* インストールする最新 / 推奨バージョンにより異なります。
  • 起動可能な USB デバイスまたは CD を挿入します
  • OS インストールの手順に従います
  • CD から必要なドライバーをすべてインストールするか、公式ウェブサイトから最新のドライバーをダウンロードしてインストールします。
ヒント:
システムが取り付けたデバイスから起動することができない場合は、BIOS に入って起動順序の優先設定を行います。
最高のPC作成に必要なパーツの選択方法

PC作成の目的は、ハードなゲーミング?それとも本格的なマルチメディア制作ですか?コンポーネントの選択の際に考慮すべき点は以下のとおりです。

ゲーミング PC

ストリーミング PC

PCをRGBで彩ろう

PCパーツ選びに役立つツールS
  • PC組み立てリストを作るPCPartPicker
  • 正しい電源選択MSI 電源容量シミュレーター
PC組み立てリストを作る:PCPartPicker
PC組み立てリストを作る: PCPartPicker
TPCの組み立てで最も大切なことは、「組み立てる」工程そのものではなく、自分の希望する環境に合ったコンポーネントを決定することです。最終的に、PCのパフォーマンスに影響するのはハードウェアなのです。PCPartPickerなどのお役立ちリソースを活用して、オリジナルのビルドリストを作成することをお勧めします。(https://pcpartpicker.com/)
パーツを選択
PCPartPickerでは、ユーザーレビューを含む詳細な製品情報にアクセスできるほか、リンクから直接その製品を購入することもできます。ウェブサイトの地域を変更すると、購入リンクがその地域のデジタル小売業者のウェブサイトに切り替わります。豊富に揃った商品を閲覧できることに加えて、価格や購入場所の参考にもなり、時間とコストの節約に役立ちます。
準備完了です!

ご希望の組み立てリストが完成したら、いくつかの機能から選んで使用します。:
保存する:機器の購入をまだ迷っている場合は、ひとまず計画リストを保存できます。比較検討しながらじっくり決断してください。

共有する:共有する この自作PCについての意見を聞くため、友達と、あるいはフォーラムで共有します。
購入する:オンラインショップで簡単に製品を購入できます。

正しい電源選択に役立つMSI 電源容量シミュレーター
適切なPSUを選ぶ: MSI Power Supply Calculator

多くのユーザーがPCパーツを購入する際に遭遇する大きな疑問の1つが、"自分のPCを動作させるためには、電源にどれだけのワット数が必要なのか?"ということです。この問題は根深く、ワット数の足りない電源を購入すると、将来的にPCのアップグレードに影響を及ぼし、GPUなど他のコンポーネント用の出力ケーブルが足りなくなる可能性があります。また、コンピュータの不調やシステムクラッシュを巻き起こし、ユーザーをトラブルの闇へと引き込みます。MSI電源容量シミュレーターはこの問題を解決するのに役立ちます。
詳細はこちら: https://jp.msi.com/power-supply-calculator

パーツを入力
PCの構成を入力すると、MSI電源容量(https://jp.msi.com/power-supply-calculator ) シミュレーターはPCがシステムを安定動作させるために必要なワット数を自動的に計算します。ユーザーはそれに従って電源を購入するだけで、正しい電源選択が可能です。

よくある質問

今すぐ答えを知りたいですか?

PC ビルドのしくみを理解しようとすると、たくさんの疑問が出てくるはずです。あなたは一人ではありません。よくある質問をリストにまとめ、いくつかのカテゴリに整理しました。

コンピューターハードウェア
CPU とは?
CPUはコンピューターの頭脳であり、コンピューターの指示の読み取りとコンピューターソフトウェアのデータ処理を主に行います。
CPU クーラーとは?
CPU クーラーは、ファンとヒートシンクで構成されています。稼働する CPU を冷却し、システムのシャットダウンにつながるオーバーヒートを防ぐことで、重要なコンポーネントを保護します。
マザーボードとは?
マザーボードは、コンピューターのPCパーツすべてを抱えるプラットフォームです。コンピューターのさまざまなパーツを連結し、パーツ間の通信や伝送を処理します。
メモリとは?
メモリ はデータを一時的に保存するために使用され、CPU がハードドライブからデータへアクセスする速度を高めます。メモリの容量と周波数の両方がコンピューターのパフォーマンスに影響します。
グラフィックスカードとは?
グラフィックスカードはコンピューターからデータを取得し、ディスプレイモニターにテキスト、イメージ、カラーとして出力します。
HDD と SSD の違いとは?
HDD と SSD はどちらもコンピューター内蔵のストレージデバイスです。
ハードドライブディスク (HDD): 手頃な価格で大きな容量を提供しますが、比較的遅く、サイズが大きくなります。
ソリッドステートドライブ (SSD): 容量は少なめ、または中量で、中くらいのパーツサイズです。価格は高くなりますが、速度は速くなります。
ゲーミングPCを自作するために必要なものは?
ゲーミングPCに必要なパーツはこちら:
  • CPU
  • マザーボード
  • グラフィックカード
  • CPU クーラー
  • メモリ
  • ストレージデバイス (HHD または SSD)
  • 電源
  • ケース
  • 周辺機器 (キーボード、マウス、ヘッドセット)
  • モニター
USB 3.2 Gen 1, USB 3.2 Gen 2 と USB 3.2 Gen 2x2 の違いとは?
USB-IFは、5GbpsまでのUSB 3.2コネクタをUSB 3.2 Gen 1に、10Gbps (SuperSpeed+) までの新しいUSB 3.2コネクタをUSB 3.2 Gen 2に分類することを発表しました。USB 3.2 Gen 2x2は最大20Gbps、Type-Cコネクタのみ対応します。
詳しくはこちらをご覧ください:https://www.msi.com/blog/new-usb-standard-usb-3-2-gen-1-gen2-explained
PC を動作させるには、どれくらいのワット数の PSU が必要ですか?
PC の構成によって必要なワット数は異なります。 https://jp.msi.com/power-supply-calculator/ でPC が必要とするワット数を見積もり、適切な PSU を選んでください。
CPU クーラーを選ぶには?
CPU クーラーを選ぶ際は、以下の点を考慮してください。
  • ブラケットがマザーボードのソケットに対応している CPU クーラーを選ぶ。
  • CPU クーラーがサポートする熱設計電力 (TDP) はそれぞれ異なります。これは処理できる熱出力の上限を示しています。パワフルな CPU は安定した動作を確保するために、優れたクーラーを必要とします。
  • ケースにフィットするクーラーを選ぶ。パワフルなクーラーは大型のヒートシンクを持つことが多いため、他のパーツと干渉せず、ケースに収まるクーラーを選ぶことが大切です。
PCケースの選び方
PCケース (通称:シャーシ) を選ぶ際に重要となるのは「どのサイズを選ぶのか」です。一般的なカスタムPCでは、フルタワー、ミッドタワー、ミニタワーケースなど、いくつかのオプションがあります。適切なサイズを選ぶために、まず以下の質問の答えを考えてみましょう。
  • マザーボードのフォームファクタは?EATX、ATX、MATXまたはMini-ITX?
  • どのようなハードウェアを取り付けするか?
  • どのような冷却システムを使用するか?
  • RGBライティングをカスタマイズして見せたいか?
PC 組立の技術サポート
PC を組み立てる手順とは?
PC 組立の手順は以下の通りです。
  • ステップ 0: 準備
  • ステップ 1: CPUの取り付け
  • ステップ 2: メモリの取り付け
  • ステップ 3: M.2ドライブの取り付け
  • ステップ 4: CPUクーラーの取り付け
  • ステップ 5: マザーボードの取り付け
  • ステップ 6: ストレージの取り付け
  • ステップ 7: グラフィックカードの取り付け
  • ステップ 8: 電源の取り付け
  • ステップ 9: フロントパネルの接続とケーブル管理
  • ステップ 10: OSのインストール
詳しいデモンストレーションはこちらをご覧ください:https://www.youtube.com/playlist?list=PLTPGJNsY3U4wLaPk3oiV8v9Yan5P8xYuh
メモリ の取り付け/交換方法は?
メモリ を取り付けるには、次の手順に従います。
  • メモリスロットの端にあるラッチを開きます。
  • マザーボード上のレイアウト図を見て、最初に挿入するメモリスロットを確認しておきます。
  • 「カチッ」という音がするまでメモリモジュールを押し下げます。これでラッチのツメが上に押し込まれてメモリモジュールが固定されます。
RGBデバイスを接続する方法を紹介します。
  • ご購入のRGBアクセサリおよびマザーボードのピンヘッダの定義を確認します (たとえば、12V / 5Vなど)
  • 4ピン (3ピン) RGBコネクタをマザーボードのRGBヘッダに差し込みます
  • 必要に応じてRGBアクセサリの接続時に、電源コネクタを追加で差し込みます